
こんにちは!隔リーマンです!
かつて適応障害に悩みましたが、フルリモート転職に成功し、現在は前職比約3倍の年収で働いています!
「それなら正社員だよね?」
という質問にお答えすると、現在は無期雇用ですが、内定を貰った時点では有期雇用でした。
そう、戦略的に交渉することで、入社前にフルリモートの無期雇用を実現できたのです!
そこで今回は、有期雇用を足掛かりに無期雇用のフルリモート職を勝ち取る具体的な方法と、その交渉術について解説します。
フルリモート正社員を目指す方は参考にしてください。
フルリモート転職で無期雇用を目指すなら有期雇用が狙い目な理由
最終的なゴールが無期雇用であったとしても、最初から無期雇用を狙うのはリスクがあります。
なぜなら、無期雇用の求人は競争率が高く、入社後の給料アップ交渉が難しいからです。
そこで、まずは有期雇用から始めることをオススメします。
有期雇用は求職者から敬遠されがちな雇用形態
有期雇用は求職者から敬遠されがちな雇用形態です。
なぜなら、有期雇用には安定が得られないというデメリットがあるからです。
また、人によっては「フリーランスの方が稼げるかも」と考えている場合もあります。
なお、フリーランスとの違いについては以下の記事で解説しています。
有期雇用なら入社後も給料アップ交渉のチャンスがある
しかし、有期雇用にもメリットがあります。
それは、入社後も給料アップ交渉の場につける可能性があることです。
一般的な企業では契約更新制度が導入されています。
つまり、契約更新の際に交渉の機会が与えられるのです。
また、交渉次第では、無期契約になった後でも給料アップに応じてくれる可能性があります。
特に、労働組合がない企業であれば、交渉の余地は大きいでしょう。
ただし、自分で交渉するのが面倒な方には、あまり向いていないかもしれません。
具体的な交渉方法については下記記事をご覧ください。
有期雇用から無期雇用フルリモート求人を獲得するまでの道のり
ここからは、有期雇用から無期雇用のフルリモート求人を獲得するまでの具体的なステップを紹介します。
大まかな流れは以下の通りです。
- ①有期雇用の内定を貰う
- ②他社の内定を貰う
- ③①の企業へ②の企業と悩んでいることを伝える
- ④無期雇用フルリモート内定まで①~③をリピート
ステップ①:交渉相手となる企業の有期雇用で内定を貰う
まずは、交渉相手となる企業で、フルリモートを前提とした有期雇用の内定を獲得しましょう。
ステップ②:比較対象となる他社の内定を貰う
次に、交渉材料となる比較対象企業の内定を獲得します。
この企業は、フルリモートでなくても問題ありません。
重要なのは、入社の意思返答のタイミングが、ステップ①の企業よりも早いことです。
こうすることで、交渉対象の企業を焦らせる効果が期待できます。
ステップ③:交渉相手の企業に比較対象企業と悩んでいることを伝える
ステップ①の企業に対し、ステップ②で内定を貰った企業と悩んでいることを伝えましょう。
この際、「無期雇用であれば入社する」と切り出してみてください。
フルリモートOKという時点で、企業側はあなたを高く評価している証拠です。
「入社して欲しい」という気持ちは強いはずであり、獲得した人材の流出を阻止しようと損失回避バイアスが働くため、ある程度の要求はのんでくれる可能性が高いでしょう。
特に、正社員登用制度がある企業なら、無期雇用に応じてくれる期待は大きいです。
仮に無期雇用が難しい場合でも、比較対象として残しておきましょう。
その上で、より強い比較対象とするために、待遇交渉するのも1つの手です。
例えば、給料アップや役職などが挙げられます。
有期雇用で問題ない場合も、待遇面の交渉は有効です。
ステップ④:無期雇用フルリモート内定まで①~③をリピート
ステップ①~③を、無期雇用かつフルリモートの内定を獲得できるまで繰り返しましょう。
まとめ
この記事では、フルリモート転職で無期雇用を勝ち取るための方法として、有期雇用から始める交渉戦略について解説しました。
有期雇用は敬遠されがちですが、契約更新時の交渉機会を活かすことで、無期雇用への道が開けます。
また、他社の内定を交渉材料にすることで、企業側の損失回避バイアスをうまく利用し、希望の条件を引き出しやすくなるでしょう。
この記事で紹介した方法を実践することで、フルリモートで安定した無期雇用を実現し、より自由度の高い働き方を手に入れることができます。